給水・給湯配管の赤水対策

赤水発生によるトラブル

水道管が鉄管である場合、赤錆が溶け出て赤水となります。

この赤錆が増えると、赤水が出ることにより鉄の味がしたり、異臭がしたりします。また、この赤錆は鉄バクテリア等の微生物が存在しており、衛生上の問題があります。

そのほかにも、赤錆は配管内に蓄積され、固まり錆コブを生成したりします。この錆コブは、配管を閉塞させたり、管壁を侵食し漏水の原因となります。

赤水・赤錆発生の仕組み

鉄管の管壁から鉄が水に溶け出します(鉄イオンFe2+の生成)。その鉄イオンが酸化されると、錆が発生します。これが赤錆と呼ばれ、この錆が水に混ざって出てくるものを赤水といいます。

アクアパルスの赤水防止・防錆のメカニズム

アクアパルスを給水配管に巻きつけると、配管内に流れる水が還元作用を持ちます。これにより、赤錆生成に必要な鉄イオンの酸化が抑えられ、また赤錆自体も還元され黒錆化します。

この黒錆は、赤錆に比べ溶解性が低く、水に溶け出さないため赤水が抑制・防止できます。さらに黒錆は、配管の防食効果も発揮します。

アクアパルスの設置場所(一例)

設置することで、その後段の水に効果を発揮します!

アクアパルスは給水の大元の配管にコイルを巻きつけて設置します。同じ系列であれば、同様の効果を発揮します。

設置には100Vもしくは200Vの電源が必要です。屋外対応で水の入りにくい構造になっています。