アクアパルスの設置方法

アクアパルスの設置のポイント

処理対象となる水が流れる大元の配管(給水管等)が、コイルの巻きつけポイントとなります。
アクアパルス本体は、振動・衝撃が少なく、電源が取れる場所に設置又は固定し、そこから付属のコードを伸ばします。

本体は防水加工となっておりますが、雨水が直接かかる場所の場合は、ボックス・ビニール等でカバーをします。

本体の設置方法

  • 振動、衝撃の少ないところに設置します。
  • 本体は縦向きに設置します。
  • 直射日光や強い輻射熱を受ける場所は避けて下さい。
  • 本体は水の入りにくい構造となっておりますが雨水が直接掛かる場所、清掃等の水が多量に掛かる場所などに設置する場合はボックス・ビニール等でカバーをします。
  • 保守点検が容易にできるところに設置します。
  • 本体とコイルの距離は15m以内とします。
  • 塩ビ配管以外の所には取り付けないようにします。 ※塩ビ配管以外の現場ではコイルを巻きつける配管のみ、塩ビ配管に変える等の処置が必要となります。

コイルの巻き付け方法

巻きつけ場所について

  • バルブ、エルボ、ポンプの下流部の直管部に取付けます。
  • バルブ、エルボ、ポンプ端より配管口径の2~3倍離れた位置にコイル端をセットします。
  • 下流部に直管が無い場合は上流側の直管部に取り付けます。
  • 薬注、イオン化部の上流側に配管口径10~20倍離れた位置に取付けます。
  • コイルの接続方法を並列にしないようにします。※コンデンサが過負荷になり、故障する恐れがあります。

コイルの巻き回数について

コイルの巻き回数は配管口径によって決まっています。

配管口径巻き回数
25A40巻き×40巻き
35A30巻き×30巻き
40A20巻き×20巻き
50A15巻き×15巻き
100A11巻き×11巻き
200A6巻き×6巻き

コイルの取り付け

① コイルの取り付け箇所から本体までの距離分のケーブルを残して、1箇所結束バンドで固定します。
② 固定した箇所からケーブルを巻きつけて再度結束バンドで固定します。(緩まないようにしっかりと巻きます)
③ ②で巻き付けたコイル幅を測り、巻き終わりから巻き幅分空間を空け、再度同じようにヶ売るを巻き、結束バンドで固定します。
④ コイルの巻き終わりから最初に固定した結束バンドの外側のケーブルの長さを合わせ、二つ編みでまとめます。
⑤ ケーブルの端末を適当な長さに剥きます。
⑥ 端子を取り付けます。
⑦ コイルケーブル接続ソケットのコンセント部分を取り出します。
⑧ コンセント部分に端子を付けたケーブルを接続します。
⑨ コンセント部分をソケットに収納します。
⑩ 両方のケーブル末端に対して行い、コイルケーブルソケットの準備は完了です。
⑪ コイルケーブルソケットを本体に接続して下さい。
⑫ 電源ケーブルを電源コネクタに接続します。